クリニックの内装のコツを建築家目線で解説

診療科の専門を考慮して

診療科の専門を考慮して遊び心のある小児科クリニックのテーマに合わせて

日本では2021年現在、約15万件もの数で個人クリニックが存在しています。
毎年都心部だけでなく地方・郊外でも建設が相次いでおり、非常に医療が充実している国であるといえるでしょう。
これから独立をして自身の医療施設を構えるという方もいらっしゃるでしょうが、ここでは建築家目線で内装を決めるコツを伝授していきましょう。
私は大手ハウスメーカーで18年もの間、専属デザイナーを経験してきました。
一般戸建てからマンション、アパート・企業事務所などの内装デザインを担当しており、数多くの経験も積んできました。
現在は一級建築士となって独立をしており、数多くの個人医院の施工もおこなっています。
医院と一言にいっても、内科・小児科・外科・皮膚科などの専門があるため、内装をデザインする際はそれぞれの専門を考慮したものにしているわけです。
ここでご紹介するのは、2019年に兵庫県神戸市で開業なさった方のデザインと、大阪市内で開業した美容外科の2つの施工例となります。
まず1つ目は小児科クリニックですが、一軒の建物全体をお城に見立てているのがポイントです。
施工主である院長から、某有名映画に登場する魔法の城のような外観にしてほしいと依頼を受けたわけです。
高さ2メートルの魔法の塔をあしらえ、外壁はアンティーク風のレンガを使用しています。
そして入り口部分は自動ドアではあるものの、一見するとミラーのように見える工夫もしました。